ダイエットを始めると、ついつい毎日のように体重計に乗りたくなってしまいますよね。「昨日は食事制限も運動も頑張ったから、きっと体重が減っているはず!」——そう思う気持ちはとてもよく分かります。
しかし、体重は1日単位で大きく変動するものではありません。前日頑張った成果が翌日に数値として表れるとは限らず、多くの場合、それは測定誤差や体内の一時的な水分量の変化にすぎません。
体重は「見える成果」ではなく「トレンド」を見るもの
体重の数字は、食事の内容や水分の摂取量、排泄のタイミング、さらには気温や体調によっても変動します。毎日のように測って一喜一憂するのではなく、**3〜7日に一度のペース**で体重を記録するのがおすすめです。短期的な上下ではなく、**中長期的な傾向(トレンド)**をチェックしましょう。
測定は「同じタイミング」「同じ体重計」で
体重を測るときは、なるべく**毎回同じ体重計を使うこと**が大切です。ジムにある体重計でも、自宅の体重計でも構いませんが、別の体重計に変えるとそれだけで誤差が生じてしまいます。
また、測定は**朝起きてトイレを済ませた直後**など、毎回同じタイミングで行うとより安定した記録が得られます。
体重計にも「誤差」があることを忘れずに
体重計の種類や状態によって、多少の誤差が生じることがあります。もし数値が明らかにおかしいと感じた場合は、3回ほど測定して近い2回の平均値を採用するのがおすすめです。
まとめ
- 体重測定は*3〜7日に1度でOK
- 数値の小さな変動にとらわれず、長期的な変化を見る
- 毎回同じ体重計・タイミングで測る
- 測定値が不安定なときは複数回測って平均をとる
ダイエットは短距離走ではなくマラソンです。焦らず、着実に、自分のペースで進めていきましょう!